雪と雨が同時に降ってきて、「ベランダの洗濯物、やばい!」って出先から急いで帰宅。自宅マンション前に車を寄せて、エンジンは切らず、ハザード点けたまま。洗濯物を取り込んで、5分で戻った。たった5分。
なのに、車の前に警官が3人。私のフロントガラスには、もう“駐禁”が貼られてた。罰金1万5000円、確定。
「え、待って。今戻ったばかりです。5分です。エンジンも付けてます」
そう言っても返ってきたのは、淡々とした一言。
「停車じゃなくて駐車です。ここは駐停車禁止なので」
そこで私は、感情で押し切るのをやめた。現場で怒っても、相手はノーダメージ。だから方針変更。「証拠で殴る」しかない。
まず、車に戻った時刻を確定させるために、スマホの位置情報履歴と、帰宅直前に買ったコンビニのレシート時間を保存。次に、ドラレコの映像を確認。停めた瞬間から戻る瞬間までが連続で残っていた。ハザードが点いていること、私が車から離れた時間、そして警官が現れるタイミングまで。
さらに、その場で現場の写真を撮りまくった。取締り標識、道路の端、マンション入口、そして“問題の標識”——これが肝だった。
よく見ると、規制を示す標識が、街路樹の枝と看板で一部隠れている。角度によっては、肝心の表示が読み取れない。しかも取締りが行われた位置が、標識の見え方的に「ここから先が規制区間」と認識しづらい場所だった。
翌日、私はもう一度同じ時間帯に現地へ行き、同じ視点で写真を撮り直した。雨の日・夕方・夜、条件を変えて撮影。結果、どの条件でも“表示が見えにくい”証拠が揃った。ついでに、Googleマップのストリートビューでも標識の見え方を確認し、現状との差分もメモした。
ここまでやって、ようやく「異議申し立て」に必要な材料が揃った。
私が作った資料はシンプルに3点。
1)停車時間の証明(ドラレコ+スマホ履歴+レシート)
2)標識の視認性の証明(複数条件での写真)
3)現場図(どこに停めたか、どこから標識が見えるかの説明)
そして申し立てでは、感情の文章を捨てた。書いたのはこれだけ。
「規制表示が十分に視認できない状態であった可能性」
「当該地点が規制区間として認識しづらい状況」
「短時間の一時的停車であることの客観的資料」
要は、“私は悪くない”じゃなくて、“この取締りは適正だったのか”を問う形に変えた。
提出してから数日、返信が来た。正直、期待は半分。どうせテンプレで返されると思ってた。
でも、結果は違った。
「現場確認のうえ、当該標識の視認性に関する指摘は一定の合理性があると判断…」
そのまま、処分は取り消し。罰金もなし。
読んだ瞬間、声が出た。勝った。いや、正確に言うと「勝てる形にした」。
さらに後日、同じ場所を通ったら、標識周りの枝が剪定されていた。見える。ちゃんと見える。たったそれだけのことが、最初からされていれば、誰も嫌な思いをしなかったのに。
今回わかったのは一つ。現場で怒鳴るより、証拠を揃えて“手続き”で殴った方が強い。
もし同じように「え、これで切られるの?」ってことが起きた人がいたら、まずは深呼吸して、時間と状況を固めてください。ドラレコ、写真、位置情報、レシート。
小さいものが全部、武器になる。
私は運が悪かった。でも、黙って終わらせなかった。
そして次からは、同じ場所で誰かが理不尽に泣かされる確率が、少しだけ下がったと思う。
……とはいえ、5分で駐禁はやっぱり腹立つ。ほんと、ふざけとるわ。
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