「今の、何のつもり?」
店の外に出た瞬間、
低い声が飛んできた。
私は赤ちゃんを抱いたまま、
足が止まった。
千葉県内のコンビニ。
ただ買い物をしようと立ち寄っただけだった。
本当に、それだけだった。
入口の近くで、煙がふわっと流れてきた。
私は反射的に、
赤ちゃんの顔の前で手を払った。
咳き込ませたくなかった。
目に入らせたくなかった。
ただ、我が子を守りたかった。
誰かをにらんだわけでもない。
文句を言ったわけでもない。
ほんの一瞬、
手で空気を払っただけ。
それなのに。
店に入る時から、
背中に嫌な視線を感じていた。
気のせいだと思いたかった。
レジで飲み物を買って、
急いで外に出た。
早く車に戻ろう。
赤ちゃんを安心させよう。
そう思っていたら、
入口の前に男性が立っていた。
さっき煙の近くにいた人だった。
「今の、何のつもり?」
私は一瞬、意味が分からなかった。
「え?」
そう聞き返すと、
相手の声がさらに強くなった。
「煙を払っただろ」
その言葉で、
やっと何に怒っているのか分かった。
でも、納得なんてできなかった。
赤ちゃんの前に煙が来たから払った。
それ以上でも、それ以下でもない。
「子どもがいるので……」
そう言いかけた瞬間、
相手の顔つきが変わった。
まるで、こちらが悪いことをしたみたいに。
後ろから、もう一人の男性も近づいてきた。
距離が近い。
近すぎる。
私は赤ちゃんを抱く腕に力を入れた。
この子だけは守らないと。
その一心だった。
声はどんどん大きくなる。
周りの人もこちらを見る。
でも、誰もすぐには入ってこない。
私は怖くなって、
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引用元:https://twitter.com/ejyou_bot/status/2047461832273879293?s=46,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]