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「合計2,690,000円って見間違いだよな…?」→大学の学費通知にフリーズした私、しかしその場で電卓叩いて“ある決断”をした結果…
2026/04/06

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「合計2,690,000円???」

その数字を見た瞬間、思わず二度見した。いや、三度見かもしれない。
手に持っていた大学からの学費納入通知書。紙一枚なのに、やけに重い。

「……え、ちょっと待って。これ、桁合ってる?」

思わず声に出た。
だって、俺の中の“大学の学費”って、せいぜい年間100万円ちょっとのイメージだったからだ。

それが、いきなり269万円。

しかも内訳を見ても容赦がない。
授業料:1,750,000円
施設設備資金:400,000円
教育充実費:500,000円
後援会費、校友会費……

「いやいやいや、どれも削れないやつじゃん……」

頭の中で計算がぐるぐる回る。

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貯金、生活費、これからの支出。
一瞬で“現実”が押し寄せてきた。

正直、焦った。
というか、普通にビビった。

「これ、マジで払えるのか……?」

気づいたら、机に向かって電卓を叩いていた。
収入、固定費、削れる支出。
スマホのメモには、節約案がどんどん増えていく。

外食削減、サブスク見直し、副業も視野に入れるか?
奨学金の条件も調べ始めた。

――完全に“戦闘モード”に入っていた。

そんな中、ふと横にいた息子が一言。

「それ、前期だけだよ」

……。

…………。

「は?」

一瞬、時間が止まった。

「前期ってことは……後期もあるってこと?」

「うん」

軽く言うな。

俺はその場で、三秒ほど完全に無言になった。
頭の中で、さっき組み立てた計算が全部崩れ落ちる。

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“269万 × 2”

その現実が、静かにのしかかってきた。

――いや、待て。

ここで崩れるわけにはいかない。

俺は深く息を吸った。
そして、もう一度通知書を見た。

これはただの“出費”じゃない。
ただの“支払い”でもない。

これは、“投資”だ。

そう思った瞬間、不思議と頭が冷えてきた。

俺はノートを引き寄せて、新しいページを開いた。
そこに、大きくこう書いた。

「大学4年間=プロジェクト」

その下に、具体的なプランを書き出す。

・学費支払いスケジュール
・奨学金の検討
・生活費の見直し
・収入の増やし方
・そして――息子の目標

全部、整理していく。

さっきまでの“焦り”が、少しずつ“戦略”に変わっていくのがわかった。

書き終えて、俺はペンを置いた。

そして、息子を見る。

「……いいか」

少しだけ間を置いて、はっきり言った。

「この金、出すのは俺だ」

息子は黙って頷く。

「でもな」

俺は続けた。

「これは“ただの学費”じゃない。投資だ」

「お前自身へのな」

息子の目が、少しだけ真剣になる。

「だから、ちゃんと回収しろ」

「結果で返せ」

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しばらくの沈黙。

そして、息子が静かに言った。

「……わかった」

その一言で、十分だった。

正直、金額だけ見ればキツい。
普通に考えれば、簡単な話じゃない。

でもな。

ここで逃げたら、たぶん一生後悔する。

だから俺は決めた。

この269万円は、“失う金”じゃない。
“未来に投げる金”だ。

そう思えば、不思議と腹が決まる。

通知書をもう一度見て、俺は小さく笑った。

「……高いな」

でも、その分だけ価値を作ればいい。

それだけの話だ。

そして心の中で、静かに思った。

――この投資、絶対に回収させてやる。

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